コンディショニングジムを開業するため、店舗兼自宅の新築を決めたお施主さま。建築家の松尾さんは将来まで見通し、周辺の環境が変化しても居心地が変わらないようにすることが大切と考えた。視線を避けつつ、風景を印象的に見せることで深くリラックスできる。仕事も暮らしも妥協しない店舗兼住宅が完成した。
この建築家に
ポーチ、テラス。最奥には庭が見える。印象的な光と庭が非日常感を演出している
スタジオ。右奥壁面は鏡張り。サンドバッグなどを常時吊るすため、天井にはかなりの補強を施した。左の壁面は、後にボルダリングのホールドを付けられるようあらかじめ整えている。窓はポーチに繋がる。向かいにも大きな窓を開口、明るく、風が抜けて気持ちがいい
エントランス、ホール。お客さまと出会い、話を伺う場所としてリビングのような居心地を演出。Hさまの人柄やバックグラウンドを伝えるためにも、お気に入りのものをたくさん飾れるようにした。正面の仕切り戸はスタジオへ続く。左の仕切り戸はスタッフルームのもの
2階、住居部分の余白空間。手前の吹き抜けは主寝室と繋がる。奥に向かって子ども室が並び、同じようにこちらに上がるための吹き抜け、梯子を備え付けた。最奥はLDKで、床はなく天井までの吹き抜けとなっている。秘密基地のようなわくわくした仕掛けをつくりたかったと松尾さん
2階LDK。右奥の仕切り戸は階段室のもの。右のカーテン裏はベランダ。南に配置されており豊かな日射が入る。さらにその上の余白空間にはハイサイドライトも計画。部屋中に明るい光が満ち、団らんの場としてふさわしい。インテリアは奥さまのお好きな北欧テイストを取り入れた
2階ベランダ。向かいに建つマンションからの視線や、今後周囲に家が建つ可能性を考慮し、壁で囲いプライバシーを確保した。壁のおかげで見上げれば空のみが広がり、家や建物が並ぶ環境の中でも贅沢さが感じられる
外観。正面の出入口は店舗のもの。住居の玄関へは建物の右に入り向かう。シンボルツリーのオリーブの木はライティングで木漏れ日を表現。森の中、自然に囲まれ小鳥が生活しているイメージを夜も色濃く表した








