家族が積み重ねてきた日々の営みを未来へ繋ぐ、およそ築80年の平屋の再生計画。アールの意匠を取り入れて新たに光と風の動線をつくり、明るく開放的に生まれ変わったメインスペース。親から子、孫へとバトンを受け継ぐべく、大屋根の下に新しい暮らしのカタチを描いたMono architectsの城田さんに、プロジェクトの全容を伺った。
Mono architects について Mono モノ‐とは、モノクロ、モノトーンなどの接頭語で「ひとつ」を意味します。 その場所にあるべき建築、その状況にふさわしいモノ、その環境に応じたコトを設計したいと考えています。 Mono モノ‐は物質としての意味だけでなく、時には情報や状態も表します。 物質的なモノだけでなく、様々な状況を設計したいという意思を込めています。
建築家の詳細
廊下を進みスモークのかかった扉を開けると、32帖のメインスペースが迎えてくれる。元々あった4部屋の壁を取り壊し、外との一体感を楽しめる開放的なワンフロアに再構成した。
延床92坪の巨大古民家を、家族4人の生活に必要なスペースに絞ってリノベーション。改修範囲と費用のかけどころに優先順位をつけ、建築費が予算内に納まるよう工夫した。
天井を美しく見せ、かつ、照明が視界に入らないことを提案し、梁の上に目立たないようライン照明を設置。天井に光を当てて反射させることにより、柔らかな光が降り注ぐ。
リビング、ダイニング、キッチン、スタディスペース、洗面脱衣室の各ボリュームをずらして配置し、壁の高さを抑えることで、光と風をフロアの隅々にまで取り入れている。
アールのハコに囲まれたようなキッチン空間。上部の壁は天井の梁から吊るし、抜けをつくって軽やかに見せている。壁の内側は吊戸棚になっており、生活感を隠しつつ収納が可能だ。
Mono architects について Mono モノ‐とは、モノクロ、モノトーンなどの接頭語で「ひとつ」を意味します。 その場所にあるべき建築、その状況にふさわしいモノ、その環境に応じたコトを設計したいと考えています。 Mono モノ‐は物質としての意味だけでなく、時には情報や状態も表します。 物質的なモノだけでなく、様々な状況を設計したいという意思を込めています。
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