リビング階段のガス管手すりや露出配管など「一般的には表に出ない金物をあえて見せる」ことで、お施主様が理想とする空間をデザイン。この形にたどり着くまで紆余曲折ありつつも、会話のキャッチボールが弾み「終始、楽しい現場だった」という家づくりについて、設計を担当した山口千乃さんに話を伺った。
この建築家に
外観に用いた木を室内まで引っ張り込むイメージで空間をデザイン。構造物として隠されることが多い柱や梁をあえて大胆に見せることにより、「素材感で魅せる家」を形にした
3枚引き戸を開け放つと玄関からキッチンの奥までが一体となり空間が拡張。キッチン横のダイニングも面積以上に感じられ、延床28坪以上の広がりが生まれている
真四角の建物に田の字の間取りでは面白くないと、L字をベースにすることで余白が生まれる空間を計画。現しの梁と床材の切り替えによって緩やかなゾーニングを叶えている
リビング階段を上がってすぐの場所にご主人様の書斎をレイアウト。ドアを開け放つと2階ホールとひと続きになり、フリースペースのような感覚で利用することもできる
ヒアリングした要望からベースとなるスケッチを描いて打合せに持参し、その場で施主と話し合いながら臨機応変に調整。この柔軟さも現場を大切にする山口さんらしさだ
イメージフォトからお施主様のこだわりを探り、使い勝手と意匠性を兼ね備えた洗面を提案。露出配管・アイアンバー・アメリカンスイッチなど「好き」を余すところなく反映
ガス管の階段手すりの雰囲気に合わせてアメリカンスイッチの配線もむき出しに。無機質さと木の有機的な質感をMIXすることで、シンプルながら遊び心のある空間に仕上げた
ラフさを残した仕上げが特徴の土間玄関。「一般的には表に出ない金物をあえて見せる」がお施主様の好みだったため、通常は基礎の中に隠れてしまう鋼製束をむき出しに施工した
工務店からご紹介いただいた山口さん。お会いしてみて笑顔がとても素敵で話しやすい雰囲気をお持ちの方だったので、緊張や不安もすぐに軽くなりました。
イメージ通りにつくっていただいた外観はもちろん、室内も想像以上におしゃれ。山口さんが提案してくださった窓の配置やデザインのおかげで、光の入り方や空間を広く見せる抜け感が素晴らしいんです。
予算に合わせたコンパクトな注文住宅ですが、4人家族にちょうどいいサイズ感で、その分、お庭をつくることもでき、BBQやプールも楽しめる大満足の家になりました!








