建築家ならではの「アイデアがたくさん詰まった集合住宅」特集_3

「せっかく建てるなら、借りてくれる人をもっと満足させて、もっと喜んでもらいたい。利便性や住み心地も可能な限り追求したい」集合住宅を建てるにあたり、そう考えるオーナーさんも少なくないのではないでしょうか。

今回、そのような想いやパッションを、建築家に託し、具現化した実例を特集しました。
オーナー業をされている方はもちろん、そうでない方にも住まい作りの参考になるアイディアがたくさん詰まった実例をぜひ、ご覧ください。

ボリュームプラン提出は、わずか 90 分 施主も入居者も満足するすご腕設計力

東京都中野区 / FABRIC東中野

個人建築家が集合住宅を手がけるのは困難とされる中、土地の図面を受け取ってからわずか90 分という驚異のスピードで、建物のボリュームプランを完成させる建築家がいる。16年で65棟の実績を誇る設計事務所バリカンの中川さん。超高速対応と、施主も入居者も満足させる設計の真髄に迫る。

日常の出入りは玄関でなくバルコニーから? 常識破りの設計で叶えた広さと住み良さ

東京都 新宿区 / FABRIC東長崎

「実はここは玄関ではない」と聞いてすぐに納得できる人はいないだろう。建築家の中川さんが直面した「戸数を増やしても面積が減る」というジレンマ。その解決策は、誰もが考えつかなかった斬新な「バルコニーとエレベーターホールの一体化」というアイデア。この常識破りの設計の全貌に迫る。

土間付き空間で周辺物件と差別化 収益×住み心地を両立させた洗練の集合住宅

東京都 / 目黒の集合住宅

東京都内を中心に、人気の集合住宅を多数設計している松浦荘太さん。築年数を経ても入居者に選ばれ、安定収益を期待できる賃貸物件はどんな魅力を備えているのだろうか? 東京・目黒で手がけた住宅を例に見ていこう。

「施主の想い」に寄り添ってプランニング 高低差のある段丘地形を活かした共同住宅

神奈川県横浜市 / 栗の木テラス

「周辺環境に調和し、近隣に配慮した住宅」という言葉は、住宅建築においてよく耳にするキーワードのひとつ。「栗の木テラス」は経済合理性が求められがちな共同住宅ながら、まさにそのキーワードを体現した好例だろう。設計を手掛けた建築家の苅部寛子さんのインタビューを通じ、誕生へのプロセスを紐解いてみたい。

ボリュームと出窓が生んだ革新デザイン 空間も心も繋ぐ賃貸併用住宅

東京都 世田谷区 / CO-CONNECT

住宅を多く手掛ける建築家の中でも、賃貸併用住宅を手掛けられる建築家は極めて少ない。それは施主の要望に応えるだけでなく、入居者ニーズや収益性を同時に満たし、さらには賃貸部分とオーナー住戸との関係性にまで緻密に計算する必要があるから。この複雑な問題を見事に解決し、数々の賞を受賞するほどの住宅に仕上げたのは、「対話」を通じてクライアントの期待を上回る結果を生み出す建築家、河野有悟さんだった。